
「1日22時間もマウスピースをつけて生活するなんて…とても無理!」
インビザライン矯正を始めたばかりの方、もしくはこれから検討されている方の中には、そう感じる方も多いのではないでしょうか?
食事のたびに外して、歯磨きをして、また装着…
「そんなに長時間つけていられるの?」
「22時間ってほとんど1日じゃないの?」
「20時間くらいじゃダメなの?」
そんな疑問や不安をお持ちの方も多いかもしれませんね。実は、この 「22時間」という時間には、きちんとした理由がある のです。では、もし20時間しかつけられなかった場合、どのような影響があるのでしょうか? インビザラインの装着時間について分かりやすくご説明します。
目次
インビザラインで治療を始めたものの、長時間の装着は難しいと感じた方へ
「最初は頑張ろうと思ったけど、やっぱり22時間装着は無理かも…」
「つい長めに外してしまって、ちゃんと治療が進んでいるのか不安…」
そんな風に感じている方も、おられるかもしれませんね。大丈夫です。あなただけではありません!
インビザライン矯正は、ワイヤー矯正と違って自由に取り外せるのがメリット。ですが、それが逆に「ついつい外してしまう」「忙しくて気づいたら装着時間が短くなっていた」なんてことにつながることもあります。
最初から完璧じゃなくても大丈夫!
最初のうちは、22時間装着することにプレッシャーを感じる方も多いですが、完璧にこなせなくても、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
- まずは「1日何時間つけられているか」を記録してみる
- 最初の1週間は「20時間を目標」にしてみる
- 2週間目からは「21時間を目指してみる」
このように、少しずつ装着時間を増やしていく方法もあります。「急に22時間を完璧にこなさなきゃ!」と焦らず、ご自身のペースで調整していきましょう。
もし装着時間が足りない日があっても大丈夫
例えば、仕事の会食や友人との食事会などで「今日は長く外してしまった…」という日があるかもしれません。そんな時は、その後数日間はしっかり装着時間を守ることで、ある程度のリカバリーができます。
また、装着時間が足りなかったからといって、すぐに矯正が失敗するわけではありません。「今日1日はダメだった…」と落ち込むより、「明日からまたしっかり装着しよう!」と前向きに切り替えていきましょう。
自分なりのルールを作ると続けやすい
装着時間を守るためには、自分の生活に合ったルールを作るのがおすすめです。
例えば、
- 食事は1回30分以内にして、1日合計2時間以内に収める
- 飲み物は無糖のものにして、なるべくアライナーを外さなくても済むようにする
- 歯磨きは「食べたらすぐ!」を意識し、無駄にアライナーを外す時間を減らす
- アラームを設定して、食後に装着し忘れないようにする
こういった工夫を取り入れることで、「意外と22時間っていけるかも?」と思えるようになるかもしれません。
矯正を続けているあなたはすごい!
矯正治療は、一日二日で終わるものではありません。
途中で「面倒くさい」「大変だ」と思うこともあるかもしれませんが、それでも続けているあなたは本当にすごいんです!
「こんなに頑張ってるのに、効果が出ているのかわからない…」と不安に思った時は、ぜひ一度写真を撮ってみてください。
1ヶ月前の歯並びと比べると、「あれ、少しずつ動いてる!」と実感できるかもしれません。
あなたの歯並びは、確実に変わってきています。
そして、きれいな歯並びを手に入れた時、「あの時頑張ってよかった!」と思える日がきっと来ます。
焦らず、できることからコツコツと。無理せず、でも諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう!
インビザラインの装着時間が短いとどうなる?

インビザラインの装着時間が短くなると、以下のような問題が生じる可能性があります。
1. 治療計画が遅れる
インビザラインはアライナー1枚に対して歯が0.25mm動くように設計されています。治療計画通りだと7~10日程度でアライナーを交換していきますが、装着時間が足りないと歯の動きが遅くなり、アライナーの交換時期が遅れていきます。
2. マウスピースが歯に合わなくなる

予定通りに歯が動かないと、次のマウスピースが適切にフィットしなくなることがあります。その結果、追加の調整や新たなマウスピースの作製が必要となる場合があります。
3. 後戻りのリスクが増加する
装着時間が短いと、動いた歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こりやすくなります。これにより、歯が動いても少し戻ってしまうことになり、治療効果が減少する可能性があります。
インビザラインを22時間装着するための対処方法

インビザラインの装着時間を確保するためには、以下のような工夫をすると効果的です。
1. スマートフォンのアラームを活用する
食事や入浴でマウスピースを外した後、再装着を忘れないようにアラームやリマインダーを設定しましょう。アラームが鳴ることで装着忘れを防ぐことができます。
2. マウスウォッシュや歯磨きシートを携帯する
外出先で食事をした際、すぐに歯磨きができない場合でも、マウスウォッシュや歯磨きシートを使用することでお口の中を清潔にしてからマウスピースを再装着できます。
3. マウスピースは専用ケースに保管する
マウスピースを外した際は、専用のケースに保管する習慣をつけましょう。ケースがあると、紛失や破損を防いでくれ、再装着をスムーズに行えます。
4. 間食の回数を減らす
食事や間食の回数が増えると、その都度マウスピースを外さなければならず、装着時間が短くなる原因となります。規則正しい食事習慣を心がけ、間食を控えることで、装着時間をのばしやすくなります。
5. 鎮痛剤を服用する
新しいマウスピースに交換した直後など、痛みを感じる場合があります。その際は、歯科医師に相談の上、適切な鎮痛剤を服用することで、装着し続けることが出来るようになります。
6. マウスピースを装着するメリットを意識する
マウスピースの装着により、歯並びの改善だけでなく、間食を抑さえたりお口の中を清潔に維持出来るなどのメリットがあります。これらの利点を意識することで、装着のモチベーションを高めることができます。
どうしてもインビザラインを22時間装着できない場合はどうする?
生活スタイルや特別なイベントなどで、どうしても22時間の装着が難しい場合は、以下の対処法を検討してください。
20時間の装着を目指す
22時間が難しい場合でも、最低20時間の装着を心がけましょう。20時間の装着時間が得られれば、治療効果を大きく損なうことなく進めることができます。
マウスピースの交換時期を延ばす
装着時間が短い日が続いた場合、次のマウスピースへの交換時期を延ばすことで、歯の移動を確実にすることができます。ただし、自己判断ではなく、必ず担当の歯科医師に相談してください。
マウスピースの装着を優先する
外出先で歯磨きができない場合でも、口をすすぐなどして、できるだけ早くマウスピースを再装着することを優先しましょう。装着時間の確保が治療効果に直結します。
他の矯正方法を検討する
自己管理が難しく、装着時間の確保が困難な場合は、ワイヤー矯正などの取り外しができない固定式の方法を検討するのも一つの手段です。ただし、メリット・デメリットを十分に理解する必要があります。
ワイヤー矯正は、インビザラインと異なり、装着時間を気にせず常に歯に力をかけ続けることができるため、自己管理の負担が軽減されます。また、歯科医師が定期的に調整を行うため、治療計画通りに進みやすいという利点もあります。
しかし、その一方で、見た目が気になる、食事や歯磨きがしづらい、口内炎ができやすいなどのデメリットも存在します。これらの特性を比較し、自分のライフスタイルや希望に合った矯正方法を選ぶことが大切です。
矯正治療は長期間にわたるものですので、装着時間の管理や治療法選びで困った場合には、遠慮せず担当の歯科医師に相談してください。自分に合った治療法を選ぶことで、より快適に矯正治療を進めることができます。最終的には、無理なく続けられる方法を見つけることが、理想の歯並びを手に入れるための第一歩となります。
まとめ
インビザラインの治療を成功させるためには、1日22時間の装着が重要なポイントとなります。装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かなくなり、治療期間が延びるリスクが高まるため、装着を習慣化することが大切です。
スマートフォンのアラームを活用する、食事や歯磨きのタイミングを工夫するなど、日常生活の中でできる対策を積極的に取り入れましょう。また、どうしても装着時間が確保できない場合は、歯科医師に相談して治療計画を調整してもらう必要があります。