口臭は大人だけに発生するものではなく、子どもにも口臭が発生することがあります。なぜ子供に口臭が発生するのか?口臭をなくすにはどうしたらいいのか?についてご説明します。
子どもの口臭はどうして起こるの?
子どもの口臭の原因としては、3つ考えられます。
1.歯みがきがきちんと出来ていない
歯磨きがうまく出来ていないためにお口の中に細菌が増えてしまって、くさい臭いを発生させている場合があります。正しい歯磨き方法を身につけて、お口の中を清潔に保ちましょう。
2.お口ぽかんになっている
お口が開けっ放しになって口呼吸をしていると、お口の中が乾燥してしまいます。唾液が十分に出ていない状態では細菌が繁殖して口臭の原因となります。
3.アレルギー性鼻炎など鼻の病気
鼻がつまっているために口呼吸になっているお子さんがいます。他にウィルス性の風邪や胃腸の病気が原因で口臭が発生する場合もあります。
子どもの口臭への対策
子どもの口臭を減らすにはどうすれば良いのでしょうか。3つの方法をご紹介します。
1.正しい歯磨きを身につける
子どもが小さい間は親が仕上げ磨きをしてお口の環境をチェック出来ますが、大きくなると一人で歯磨きするようになります。そうなると、お子さんが歯磨きが苦手だとしても、親は気づくことが出来ません。歯科医院での定期健診の際に歯みがき指導を受けて、苦手を克服するようにしましょう。
2.唾液をしっかり出して良く噛んで食べましょう
唾液には抗菌作用があるため、唾液が十分に出ているお子さんは口臭の発生が少ないです。良く噛んでお口の周囲の筋肉を鍛えましょう。
3.鼻呼吸をしましょう
口呼吸をしていると、お口の中が乾燥して細菌が増え、においが発生します。出来るだけ鼻呼吸をするように気を付けましょう。
子どもの口臭の原因に関するQ&A
子どもの口臭の原因はいくつかあり、正しい歯磨きができていないために細菌が増え、口臭が発生する場合や、口が開けっ放しになって口呼吸をしていることによる口内の乾燥が原因となります。また、アレルギー性鼻炎や風邪、胃腸の病気も口臭の要因となることがあります。
正しい歯磨きができていないと、お口の中に細菌が増えて口臭が発生します。歯ブラシや歯間ブラシを使わずに歯磨きをすると、歯の表面や歯と歯の間に残った食べカスや細菌が取り除かれずに残ります。これらの細菌が増えると、口臭の原因となる揮発性の化合物を生成します。
口が開けっ放しになっていると、口呼吸が増えて口内が乾燥します。口の中の唾液の量が減少すると、細菌が繁殖しやすくなります。これによって口臭が発生することがあります。口を閉じて鼻呼吸をすることで、唾液の分泌が促進されて口臭のリスクを減らすことができます。
まとめ
子どもの口臭の原因は、①歯磨きが出来ていない②口呼吸をしている③鼻の病気があるなどが考えられます。これらに気を付けてお口のにおいを改善しましょう。